Mリーグを観て麻雀を始めたいのに、用語と手順の多さで止まりがちですよね。初心者でもその場で回せる麻雀ルールだけを、順番に整理します。
最初は戸惑って当然です。
配牌からアガりまでの流れ、鳴きとリーチ、フリテンと点数の見方までを一枚の地図にします。まず全体像をつかんでください。
このページの目次
麻雀のルールを初心者が10分でつかむ全体像
一局で何が起きるかを先に固めると、細かい用語が後から追いつきます。
順番が分かれば一気に楽です。
手番は引いて捨てるだけから覚える
麻雀は基本、山から1枚取り、1枚捨てるゲームです。
全員が手牌13枚でスタートし、自分の番に1枚ツモって14枚にします。そこから1枚を打牌して13枚に戻す、この往復が土台です。誰かの捨て牌に対してポンやチーやロンが割り込むことはありますが、まずは「ツモ→打牌」を崩さないのがコツです。
この繰り返しに鳴きとアガりが挟まります。
配牌と手牌の数え方でミスを減らす
配牌は13枚で、自分の番だけ14枚になります。ここを外すと反則扱いになりやすいです。
よくあるミス
- つい手牌が14枚のままになる
- 鳴いた後に手牌の並べ方が崩れて枚数が分からなくなる
- 捨て牌と手牌を取り違える
最初は毎巡「今は13枚か14枚か」を口に出さない程度に確認すると安定します。
最初に確認したいローカルルール
赤ドラの有無や食いタンありなしなど、卓ごとの違いが意外と多いです。初回だけでも開始前に確認しておくと、途中の揉め事を防げます。
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麻雀のルールで押さえる親と局の進み方
親と局の切り替わりが分かると、点棒の動きも自然に読めます。
観戦も一気に楽しくなります。
親は点数が高いぶん守りも大事
親は同じアガりでも点数が高くなり、局の主導権を握りやすい存在です。
親は最初にツモる側で、局のテンポを作ります。一般的には、親がアガると連荘になり、本場が増えて加点要素も乗りやすくなります。だからこそ、無理に押しすぎて放銃すると痛い局面になりがちです。初心者ほど「親番は丁寧に回す」を意識すると失点が減ります。
親番は焦らず確実に回しましょう。
東風戦と半荘戦の違いを知る
対局形式は大きく東風戦と半荘戦があり、局数の感覚が変わります。
東風戦は東1局から東4局が基本で、テンポよく終わります。半荘戦は南場まで続くため、序盤に無理をしなくても挽回の余地が残りやすいです。最初は東風戦で「局が変わる感覚」を覚えると、ルール理解が早いです。
形式が分かると配分も落ち着きます。
点棒の受け渡しは静かに確実に
点棒は見える場所で丁寧に受け渡しし、受け取った側もその場で枚数を確認するとミスが減ります。点数処理が速い人に任せきりにせず、初心者でも「自分の点棒の増減」だけは追いかけるのが安全です。
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初心者が迷う鳴きとリーチの使い分け
鳴く判断は難しいので、最初は基準を一つに絞ると安定します。
まずはリーチを軸にします。
ポンチーカンは手牌を見せて組み替える
鳴きは相手の捨て牌を使い、面子を公開して手を進める行為です。
ポンは同じ牌3枚、チーは順子で、チーは基本的に左の人の捨て牌だけが対象になります。カンは4枚揃える動きで、進行やドラの扱いも絡みます。鳴くとスピードは上がりますが、手が公開されるぶん読み合いになり、役の選択肢も変わります。まずは「鳴いたら手が開く」を体で覚えると判断がブレません。
鳴きは早いぶん難度も上がります。
最初は鳴きを減らして役なしを避ける
初心者が一番困るのが「形はできたのに役がない」状態です。
門前ならリーチがそのまま役になりやすく、手順も単純になります。鳴くなら、役牌やタンヤオなど「鳴いても成立する役」が見えてからにすると事故が減ります。最初のうちは、鳴きは回数を絞って確実にアガれる状況を作るのが近道です。
役の見通しが立つまで我慢も強さです。
チーは左からだけなど鳴きの方向を覚える
チーは左の人の捨て牌だけで、ポンやカンやロンは基本的に誰の捨て牌でも宣言できます。方向だけ先に固定すると、卓で迷う時間が減ります。
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麻雀のルールで初心者がまず気をつけるアガりとフリテン
最後にアガり方とフリテンを押さえると、実戦で詰まりにくくなります。
これで事故が減ります。
アガりはツモとロンの二つだけ
アガりは自分でツモるか、相手の捨て牌でロンするかの二択です。
アガるには手牌の形が整うだけでなく、基本は役が必要です。ツモは山から引いた牌で完成したとき、ロンは他家の捨て牌で完成したときに宣言します。初心者はまず「門前でリーチを目指す」「鳴いたら役があるか確認する」を徹底すると、アガりの迷いが減ります。
宣言ははっきり短くで大丈夫です。
点数は翻と符をざっくり理解する
細かい暗記より、点数表の見方の順番だけ先に決めるのが楽です。
点数表を見る順番
| チェック順 | 見るポイント |
| 1 | 役がいくつで翻がいくつか |
| 2 | 符がいくつか |
| 3 | 親か子か |
| 4 | ツモかロンか |
順番が固定されると、点数処理の場面でも落ち着いて確認できます。
フリテンは自分の捨て牌に答えがある
フリテンは、アガり牌を自分で捨てていたり、見逃したりしているとロンできない状態です。自分の河に同じ牌がないかを見る癖をつけるだけで、かなり防げます。
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まとめ：麻雀の最初の一局を成立させるコツ
麻雀は「ツモして打つ」流れに、鳴きとアガりの宣言が乗るだけです。まずは反則をしない手順を優先し、局を最後まで回せる状態を作ると上達が早くなります。
迷ったら門前でいきましょう。
ルールが頭に入ったら、次は上手い人の手順を目で真似するのが一番早いです。Mリーグや名局を観るならU-NEXT
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